◆第1条(LEAF)

「あなたの力をまちに!備前支え合い事業LEAF」(以下「LEAF」)は、特定非営利活動法人東備子どもエヌピーオーセンター(以下「当団体」)が運営する、会員を対象とした支え合いサービス等の総称を指す。
(事業本部)
東備子どもエヌピーオーセンターが事業本部を置き、LEAF事業本部(以下本部)として業務をおこなう。

LEAF事業本部:東備子どもNPOセンター内
(団体事務局とは異なる)
【住所】岡山県備前市西片上1277-1
【電話/FAX】0869-92-4576
【受付】月・火・木~土 09:00~17:00
【休業日】水・日曜日、祝祭日、盆休み、年末年始

◆第2条(会員)

(定義)

1.LEAF会員(以下「会員」)は、会員サービスを利用することができる。会員とは、個人を特定できる項目(以下「個人情報」)を登録し、当団体がおく本部がこれを承認した者を指す。

2.登録された個人情報は、当団体の管理の下に利用される。

(入会)

3.会員は、本人が、本事業の趣旨、運営方法、方針および利用規約に定める内容(謝礼、寄付など)について説明を受け、了承したうえで会員登録用紙に必要事項を記入し申し込み、本部の承認を得なければならない。なお、登録された時点で本規約の内容をすべて承諾しているものとみなす。不承諾の意思表示は、会員にならないこと、もしくはLEAF活動(以下「活動」)を利用しないことをもって認められるものとする。

4.入会の際は事務手続きに要する費用として入会金を納める。事務手続き終了後の入会金の返金はできない。

5.入院・入所等のため緊急に入会し、LEAFサービス(以下「サービス」)を利用する時には、入会手続きおよび利用手続きは、本人もしくは家族の承諾を得て、本部が代行できる。

6.登録情報に変更が生じた際はただちに本部に届けなければならない。

(年会費)

7.会員は、保険料および運営・事務にあてるための資金として毎年3,000円の年会費を納付する。納付された年会費の返金はできない。なお年会費を納めない場合は利用・参加はできない。

8.2年を越えて、年会費を納めず、継続の連絡も無い場合は、本部において退会手続きを行う。

(権利義務)

9.登録した個人情報および活動情報その他の情報に対しては、会員自らがその内容に関する責任を負う。

10.当団体は登録された個人情報に誤りがあると当団体が判断した場合、事前に何ら通知することなく削除できる。

(退会・除名)

11.会員は、本部に届け出ることで、自由に退会ができる。

12.会員が本規約に違反していると当団体が判断した場合に、当団体は当該会員に事前に何ら通知することなく、会員からの除名もしくは利用を一時停止させることができる。

13.会員は、その身分を喪失したときは、直ちに会員証を返還しなければならない。

◆第3条(会員サービス)

(活動の内容)

1.活動は多岐にわたるが、その標準的なものは概ね次のようなものとなる。

1)家事
・食事づくり・洗濯・掃除・買い物代行・布団干し 等

2)介助
・見守り・産前産後の手伝い・散歩・その他簡単な介助 等

3)同行・外出
・通院・美容院・買い物・映画・コンサート・旅行 等

4)その他
・話し相手・朗読・代筆・役所などの手続き代行 等

(サービスの会員利用)

2.LEAFの各種サービスの利用は、基本的に会員登録された本人のみとする。

3.サービスの提供は会員同士の合意に基づき、有償でおこなわれる。なお合意の成立に関しては、当団体はこれを保証しない。

4.サービスの提供は基本的には1対1の活動とする。

5.会員本人または同居の家族に感染症の疑いがある場合、基本的に利用・協力ともに停止する。

(LEAFチケット)

5.活動の謝礼は当団体が発行するLEAFチケットによって支払うものとする。現金による謝礼の受け渡しは基本的に会員間ではおこなわない。また、定められた謝礼以上の金品のやりとりは基本的に禁止する。

6.本部運営費としての寄付も、LEAFチケットをもって行う。

7.チケット発行は1点を100円とし、チケット1冊は10,000円(6点券7枚、3点券11枚、1点券25枚 綴)とする。利用者はLEAFチケットを本部で購入できる。

8.LEAFチケットは、いつでも払い戻しを受けることができるが、紛失した場合の再発行はできない。

9.サービス提供は、基本的にチケットを支払った本人のみが受けられるものであり、一回のサービス提供を複数人でうけることはできない。
例:買い物・病院同行を複数人で受けるなど。

(活動時間)

10.同行・外出等の支援で協力会員の自家用車を使用する場合等は、協力会員宅出発時より協力会員宅帰宅時間までを標準活動時間とする。

11.会員によるサービス提供活動の時間の単位は(以下「サービス時間」)、1回あたり30分を単位とする。

12.昼をはさんでの活動の場合、昼休みを30分取れるが、その時間は活動時間とみなさない。但し、同行・外出の場合はこれに限らない。

(利用の手順)

会員がサービスを利用する場合は、次の手順で行う。

①3営業日前までに、定められた受付時間(9:00~17:00)に、本部に電話等で希望する日時・内容を申し出る。

②利用する内容は、協力会員との話し合いで随時追加し、変更できる。ただし大幅な変更が生ずる場合は必ずコーディネーターを通すこととする。

③活動終了時には、利用時間相当分のLEAFチケットを謝礼として協力者に渡す。

④謝礼とは別に、本部運営費として1回2点+30分1点を標準とするLEAFチケットを、協力者に託す。

⑤活動について問題・トラブルが起きたときは、本部に連絡する。

⑥キャンセルは一日前(休業日を除く)までに本部に必ず連絡する。
協力者が自宅を出発してからのキャンセルは所定のキャンセル料が発生するものとする。

(協力の手順)

会員が活動に協力する場合は、次の手順で行う。

①コーディネーターからの連絡を受け、利用者に協力する意志があるときは、利用者に会い、活動の合意ができ たときは、利用者の気持ちと希望する内容を確認しながら柔軟に活動をする。

②活動終了時、利用者が任意に謝礼として提供するLEAFチケット(協力時間相当分)を受け取る。

③利用者から本部に対する寄付分を託されたものは、これを預かり、本部に届ける。

④活動後、終了した旨、生じた変更等の報告をメール・電話等で本部に伝える。

⑤活動後「LEAF活動報告書」を記入し、本部に提出する。

⑥活動中に生じた事故は、必ず、ただちに本部に連絡する。

(実費)

13.活動中に要した実費は、協力会員分も利用会員が負担する。

14.実費はその都度、利用者が協力者に現金で支払う。

(会員サービスの変更など)

15.当団体は1か月の予告期間をもって通知の上、事業に関わる料金を変更することがある。

16.当団体は1か月の予告期間をもって会員に通知の上、提供を長期的に中断もしくは終了する場合がある。

(時間預託)

17.時間預託とは、LEAFチケットによる活動時間(点数)を貯め、自分や家族等のサービスが必要になったときに引き出して使うシステムである。

18.預託者またはその家族は、預託した点数分で活動の利用ができる。ただし、家族が利用する場合、利用する家族は会員である必要がある。

19.時間預託を使った利用の場合、謝礼は通常どおり支払うが、本部寄付分は1回の活動につき2点のみとする。

20.預託者はいつでも希望により換金することができる。預託者が退会する場合、現金で精算する。

21.預託された点数は“LEAF基金”として、本部の会計とは別に専用口座に積み立てる。

22.“LEAF基金” は、会員3名の委員からなる「LEAF基金管理委員会」を設けて、管理する。

23.管理は、協力者(預託者)個人別に管理し、年1回の残高確認と報告を行う。

24.銀行利子は、管理委員会から本部に寄付される。

◆第4条(禁止行為)

1.LEAFでは以下の行為を禁止する。

(1)虚偽の情報を登録する行為
(2)他人名義での登録をする行為
(3)第三者に不利益を与える行為
(4)他の会員、第三者又は当団体の財産、プライバシーを侵害する行為
(5)営利を目的とした行為
(6)他の会員、第三者又は当団体の著作権、知的所有 権を侵害する行為
(7)他の会員、第三者又は当団体を誹謗中傷する行為
(8)犯罪行為、もしくは公序良俗に反する行為

◆第5条(責任・保証)

1.活動中の事故・トラブルについては、本部が責任を持ってその解決をサポートする。ただ、当団体は直接には事故の責任を負う立場にはなく、団体加入の保険で保証をおこなう(保険については2項参照)

2.本部は保険に加入し、活動に関わる事故については、会員はこれを利用できるものとする。なお、サービスの提供が当団体を介さず行われた場合は当団体、及び当団体加入の保険会社の義務は免責される。

3.自動車を利用中の事故については、基本的に各会員の自動車保険を利用することとする。

4.通信環境のトラブルによるメールや電話の遅延や不達、公共交通機関の遅延などに起因する事象に対して当団体は責任を負わないものとする。

5.特別警報・警報発令時はサービス提供を停止し、集中豪雨などの急な天候の変化に関しては、安全を確保後、直ちに本部に相談し、支持を仰ぐ。自然災害などの不可抗力(台風・地震・集中豪雨・路面凍結など)、その他やむを得ない事情による事故、サービスの停止・延長などに関しては、当団体は責任を負わないものとする。

◆第6条(個人情報の取扱い)

1.個人情報を記入・入力・登録することは任意であるが、個人情報を登録しない場合は、サービスの提供・利用ともにできない。

2.会員の個人情報の利用

(1)登録された会員情報はスムーズなサービス提供、また当団体活動全体の質の向上のために利用される。
(2)会員が自ら投稿した意見や情報などの内容を、会員の事前の承諾を得て、当団体発行の情報誌やWeb上の著作物などに転載することができる。その場合の著作権は全て当団体に帰属するものとする。
(3)当団体は登録情報を基に個人を特定できない形式のデータを作成し、制限なく利用できるものとする。

3.会員の個人情報については、秘密保持を締結した協力団体に提供することがある。その場合安全な郵便・宅配便等で移送する。

4.当団体は、会員の承認なしに、協力団体以外の第三者に対して個人情報を提供しないものとする。ただし、以下の場合は当団体の義務は免責される。

(1)会員本人、またはその家族が自分の意志により、特定の企業・団体に対して個人情報を提供した場合
(2)会員がLEAFに登録した内容により、期せずして本人が特定されてしまった場合
(3)会員が第三者に不利益を及ぼすと当団体が判断し、当団体が当該第三者や警察などの諸機関に対して当該会員の個人情報を通知する場合
(4)警察や裁判所、もしくはそれに準じる権限を有する諸機関(弁護士会・消費生活センター等)より、個人情報に関する開示を求められた場合
(5)会員・公衆の生命、健康、財産などの重大な利益保護のため、個人情報の開示が必要だと当団体が判断した場合(6)法令に基づく場合

5.当団体がLEAF事業ための範囲内において、個人情報保護に関する秘密保持契約を締結した上で、個人情報の整理や保管、デジタル化、発送などの取扱業務の全部または一部を委託することがある。

6.会員は登録した情報の開示等(修正、削除、追加)を求めることができる。

7.当団体の合併その他の事由による事業の承継に伴って個人情報が提供される場合であって、承継前の利用目的の範囲内でその個人情報を取り扱い、かつ、個人情報の提供先に安全管理措置を順守させるために必要な契約を締結したときは、本人の同意を必要としないものとする。

8.会員が活動に際して本部から提供された個人情報、活動中知りえたの個人情報の取り扱いに関しては、会員登録時に署名する「個人情報に関する誓約書」にしたがい遵守する。

◆第7条(会員規約の変更)

当団体は会員の了承を得ることなく、本規約を随時変更、追加、削除することができる。変更内容については、WEBサイト上に1か月間表示した時点で、すべての会員が了承したものとみなす。

◆第8条(合意管轄)

本規約は日本法を準拠法とし、本規約に関わる一切の紛争については、岡山地方裁判所または岡山簡易裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

2015年10月24日作成
2023年04月01日改訂

本部所在地・お問い合わせ先